臨時全校朝会の話
おはようございます。今日は、臨時でみなさんに集まってもらいました。それは、知っている人もたくさんいると思いますが、先週の金曜日、所沢の中学2年生が、同級生に刃物のようなもので刺されて亡くなってしまうという事件がありました。そこで、みなさんといっしょに「命の大切さ」について考えてみたいと思います。
まず、命ときいて、命ってなんだろう。どこにあるのだろうと思いませんか。
命ってどこにあるのでしょう。校長先生が考えるには、体の中にあるのだろうけど、目には見えないものではないでしょうか。命って感じるもので目にはみえない。目にみえないもので大切なものってなんでしょう。そう空気や酸素など人間が生きていくためにひつような大切なものですね。このように本当に大切なものは、目に見えないんですね。
そして、なぜ命は目にみえないのでしょう。それは、命とは、みなさんがもっている時間だと思います。死んでしまったら自分で使える時間がなくなってしまいます。どうか、一度しかない自分の時間、命を大切にしてもらいたいと思います。
一度さずかった命は、自分でなくしてもいけないし、まして、他人が勝手に奪ってもいけないと思います。今、「授かった」といいました。
世の中には、病気や事故で生きたくても生きられなかった人がたくさんいます。
人が誕生するには、5億分の1くらいの奇跡だということも聞いたことがあります。みなさんがここにいるのは、お家のひとがいたからです。
つぎの詩をきいてください。
いのちのバトンの朗読
いま、ここにみなさんが生きているということは、過去にたくさんの人たちのバトンを受け継いで、自分の番をいきています。ですから、自分で自分の命を終わりにしてはいけないのです。そして、他の人の命を奪うこともしてはいけないのです。つい、かっとなってお友だちをぶったり、けったりしてしまう人がいると思います。いけないことです。自分がやらなくても、そういう場面をみたら、必ず先生へ教えてください。岡部小学校みんなで、なくしていきましょう。
以上で、臨時全校朝会のお話しを終わりにします。
令和元年7月8日 校長 強瀬 哲朗