2月の全校朝会
みなさん おはようございます。
今日は、学校の歌である岡部小学校の校歌について、お話しをしたいと思います。
校長先生が、大学生のとき、学生寮にすんでいました。4人一部屋で、毎日が修学旅行のようでたのしかったです。大学4年生になり、小学校の先生になることがきまりました。その寮で事務員をされていた方に、4年間お世話になったので、卒業する3月にごあいさつにいきました。そこで、60歳位の女性だったのですが、突然、歌をうたいだしました。
なんと、校長先生がこれから赴任する小学校の校歌でした。その事務員さんの母校だったのです。大学の寮のあった場所はさいたま市で、校長先生の勤める学校は熊谷市でしたので、同じ埼玉県ですが、すごく離れています。さらに、事務員さんが小学校を卒業して50年近くもたっています。それでも、その事務員さんは自分の小学校の校歌を覚えていました。校長先生は、そのとき、すごくびっくりしたし、これからつく自分の仕事の大切さを感じたのを覚えています。
さて、岡部小の校歌ですが、作詞は宮澤章二(みやざわ しょうじ)さん、作曲は大中恩(おおなか めぐむ)さんで、昭和41年の3月につくられました。今から50年以上前です。みなさんは、どこの部分が気に入っていますか。校長先生は、まず、『土に根を張り、伸びゆく力』というところです。一人の人間としてしっかりと地面に根を張って、そこからたくさんの栄養を水分を吸収して、すくすくと伸びていくような、そんなことを想像します。学校だよりの題名にもしました。そして、『知恵の鏡をみがくとき』というところ。やっぱり学校は学習をするところだし、知恵を身につけるところです。みがくという言葉も、一生懸命に努力するような姿を想像できます。さらに『教え忘れず 正しく強く』のところです。先生方から教えてもらったことを、しっかりと身につけて、これからの将来を正しく、強く、自分の夢の実現に向けて突き進んでいくようです。
6年生のみなさんは、小学校で歌うこともあと2ヶ月をきりました。
他の学年のみなさんも、校歌の言葉の意味を考えながら、丁寧に歌っていきましょう。
今日のお話は以上です。
平成31年2月5日(火)