『令和2年度 9月15日 全校朝会』
全校のみなさん おはようございます。朝夕は、少しずつ秋の気配を感じられるようになりましたね。
今日は、天才子役といわれた『芦田愛菜』さんの話をしたいと思います。
芦田愛菜さんは、現在16歳になり、高等学校に通いながら、芸能活動を続けています。テレビをつけると映っていない日がないほど、ドラマやテレビCM、バラエティーなどに出演しています。5歳のときテレビドラマで人気をはくし、それ以来常にメディアに登場し続けています。
人気の秘密の一つに大人顔負けの堂々とした言動があるのではないでしょうか。先日の映画の制作発表においても、主人公として、映画のテーマとなる『信じる』ということについての考えを話し、話題となっていました。
芦田さんのそうしたしっかりとした言動の根本を支えるものとして、多くの方が、幼少期からの読書量をあげています。自分の考えを、正確に表現し伝えるためには豊富な語彙力が必要です。その、語彙を増やしたのが、豊富な読書経験なのです。
本屋さんにいくと『まなの本棚』という単行本が平積みでつまれていました。読書の魅力を2つ紹介しています。一つは、読む人が自由に考える余地があって、自分の想像力で物語に出てくる色も形も好きに決めてプロデュースできること。そして、二つ目が自分とは違う誰かの人生や心の中を知ること、自分ひとりの人生では経験できないことや考えもつかないような発想が本の中につまっていていろいろな発見ができること といっています。読みたい本を見つけるのは、宝物を発見するのと同じともいっています。
9月14日から10月9日まで、岡部小では、『コスモス読書月間』として取組をスタートしました。みなさんも、ぜひ、一人一人の本棚を自分のお家につくってみてはどうでしょうか。また、もうある人は、どんな本棚となっているでしょうか。改めて、並べなおしてみながら、自分のお気に入りの本をみつけてみてはいかがでしょうか。
『伝記10冊チャレンジ』も昨年度は5名の皆さんが達成し、校長室へ報告にきてくれました。小さな賞状ですがお渡しし、写真を校長室の廊下に掲示してあります。今年、新たに3年生の人が、達成し報告にきてくれました。まだまだ継続をしますので、こちらにも挑戦してみてください。例年より長い2学期です。小さな目標をたくさん立てて、少しずつ達成する中で、2学期の生活を充実させていきましょう。
これで、校長先生からのお話は終わりです。
令和2年9月15日 強瀬 哲朗