第3学期 修了式の校長のあいさつ
今日は、とうとう1年間の終わりの日になりました。修了式です。
今、みなさんの代表の人に「修了証」を渡しました。
みなさんが、それぞれの学年で、学習を身につけたこと、運動を一生懸命やり体を鍛えたこと、毎日休まずに学校に来ることができたことなど、見事に修了できたという証(あかし)の修了書です。
ですからみなさんは、4月から1つ学年が上がることができます。
この後教室で、修了証を担任の先生からもらってください。。
修了式にあたって、校長先生からみなさんに最後のメッセージは「夢の実現」です。
今年度の夏の全国高校野球選手権大会において、花咲徳栄高校を初優勝に導いた深谷市出身の清水達也選手は、小学生の頃から甲子園出場、全国制覇という夢を明確にしていたそうです。卒業アルバムの将来の夢には、具体的に、花咲徳栄高校へ進学し、甲子園に出場、そして全国制覇を書いてあるそうです。校長先生は、清水選手の活躍を見て、「夢は実現させるためにある。」そして、一番大切なことは、「夢に向かって歩み続けること」これに尽きると思いました。
次に、3月18日に閉幕した、ピョンチャン冬季パラリンピックで、金、銀、銅メダル合計5個のメダルを獲得した村岡桃佳選手です。村岡選手は深谷市出身で、数々の障害や挫折を繰り返しながら、強い意志と地道な努力を重ね、夢の実現を成し遂げた、素晴らしい選手です。
この村岡選手も、子どもの頃から「パラリンピックで金メダルを取る」という夢があったそうです。
私たちの身近にこのような選手がいることを大変誇りに思います。
最後にもうひとり、小平奈緒選手を紹介したいと思います。小平選手は、深谷市の出身ではありませんが、先月行われた、ピョンチャン冬季オリンピックのスピードスケート女子500mで金メダル、1000mで銀メダルを獲得した選手です。
その金メダルに輝いた直後のインタビューに「他の人にこれだけは負けないということは何ですか」と聞かれ、小平選手はこのように答えました。「(中略)自分の生き方を自分で決める、自分で選択することができるっていう部分に対しては、本当に曲げずにここまで歩んでこれたので、覚悟を持って自分の進みたい道に行くっていう部分では、すごく、今自信を持っています。」と答えていました。
他の人に負けないことは、覚悟をもって自分の進みたい道に行くことに自信があると答えています。
夢の実現には、小平選手のように、自分で生き方や考え方を決めること、そして、覚悟をもって進んで行く気持ちも大事だと言うことです。
みなさんも夢に向かって覚悟を決めて、進んでください。そして、夢を実現してください。
次に、今年の校長室での詩の暗唱についてです。
今年も、4月から3月まで、すべて合格しパーフェクト賞をもらった人が、たくさんいました。中にはクラス全員がパーフェクト賞をもらったクラスもたくさん出ました。とても素晴らしいことだと思います。
中には、校長室に来ても、校長先生が留守でできなかった人も多くいたと思います。申し訳なかったなあと思います。
1年間本当によく頑張りました。
最後に,春休み中,事故などにけっして遭わないようにしてください。先生のお話をよく聞いて,自分の命は自分で守ってください。そして,4月9日の始業式には,元気に登校してください。
これでお話を終わります