2学期 始業式 あいさつ
今日から、2学期が始まります。
みなさんの元気な声を校長先生とここにいる先生方に聞かせてほしいと思います。みなさんで元気にあいさつしましょう。
「おはようございます。」
元気な声が返ってきました。
長い夏休みの間、みんな元気にしているかな。病気になっていないかな、もしかして怪我でもしていないかなと校長先生はとても心配でした。でも、今日こうして、みんなの元気な声を聞き、みんなの真っ黒になった顔をみることができて、ともてうれしく思います。
1学期の終業式に皆さんと約束をした、「交通事故に遭わないこと。自転車に乗るときのヘルメット着用を忘れずに。また、道路への飛び出しは絶対にしない。自分の命は自分で守ること。そして、また、元気な姿で2学期に会いましょう。」という約束を、全員が守れたこと、大変うれしく思います。
校長先生が2学期の最初に話すことは、「他の人の役に立つ」ということと「続けることの大切さ」についてです。
夏休み中、8月17日の土曜日、奉仕作業がありました。PTAの保護者のみなさんと地域の方、そして、児童の皆さんが熱い中、とてもたくさん参加をしてくれました。
校庭の草かりや植え込みの選定、校舎内の窓、トイレなどの清掃とあっという間にきれいにしていただきました。
「2学期からみなさんが気持ちよくきれいな整った環境の中で学校生活を送ってほしい」
という地域や保護者のみなさんからの学校への熱い思いが込められているなあと感じました。校長先生は大変感動しました。
もう一つ、山口県で2歳の男の子の行方が分からなくたってしまうという事件がありました。知っている皆さんも多いと思います。
そこで、発見してくれたのが、大分県からやってきたボランティアの方でした。この方は、長年、人の役に立ちたいとボランティア活動を続け、10年前の東日本大震災のときや今年の西日本豪雨災害のときも自分の車で現地に行き、災害復興の活動をしたそうです。お仕事をやめてからもずっとこのボランティア活動を続けているそうです。
現地にいる間は、自分の食事はもちろん、寝るところも自分の車の中、様々な道具類も自分で用意するなど、被災地の方に迷惑をかけないようにと徹底しているそうです。暗いニュースが多い中、ほっとするそして、心が温かくなるニュースとなりました。
いよいよ2学期です。「元気と笑顔 よいこといっぱい岡部小学校」を引き続き合い言葉として、運動会や親善運動会、社会科見学、球技大会や市内音楽会などたくさんの行事と授業があります。
「人の役に立つ」そして「始めたことは続ける」これをキーワードに楽しく充実した2学期としましょう。
これで、校長先生からのお話は終わりです。