7月の全校朝会の話(放送による)
おはようございます。今日は、「掃除について」話をしたいと思います。
この前あるおともだちから「校長先生 なんで掃除をするの?」という質問をされました。校長先生は、「一生懸命やってきれいになると気持ちいいよね」とこたえました。みなさんは、どう思いますか。なぜ掃除をすると思いますか。掃除してきれいになって「気持ちいいな」と感じたことがある人もたくさんいると思います。また、あんまりやりたくないのに、やらされて・・・と思っているひともいるかもしれませんが。掃除をすることでたくさんのよいことがあるからです。
それでは、掃除をするとどんなよいことがあるでしょう。
まず、一つ目、さきほどからでていますが、教室や廊下がきれいになると気持ちがよくなります。
そして、二つ目、一生懸命体を動かして働くと、がんばったなと満足感をえられます。
三つ目、自分がやったことが周りのみんなのためになり、役に立ったなと感じることもできます。
さらに、みんなで協力する喜びや一緒にやることで集団への所属しているという仲間意識も強く感じることができます。
たくさんのよいことがありますね。低学年の皆さんは、自分の机やロッカーなど身の回りの整理整頓からはじめてみてもよいかもしれません。
校長先生が先日、廊下のよごれを落とそうと雑巾でこすっていたら、
「校長先生 手伝います。」といっていっしょにやってくれた6年生が何人もいました。「さすが、6年生だな」と感心しました。先生方からいわれなくても、自分たちで進んで行動ができています。こんな立派な6年生がいる岡部小学校はやっぱりすごいなと思いました。低学年や中学年のみなさんのとてもよいお手本となってくれています。
学校は、みなさんの頭と心と体を育てるところです。掃除はみなさんの心を育てるにはとってもよいものだと校長先生は考えています。4年生以上は無言清掃を行っています。汚れているところを自分で探し、進んで掃除する。掃除をすることは、自分の心を磨いていることだと思います。
自分の心を磨いた人は、きっと大人になって社会にでても、世の中の規則をやぶったり、みんなが使う場所にスプレー缶で落書きをしてしまったりすることはないでしょう。また、自動車を運転していて、あおり運転をしてしまう人にはならないと思います。いままで、やらされていて、進んで掃除をやっていなかった人は、これからは、自分から進んでやってみてください。そうすれば、自分の心もピカピカに磨くことができるでしょう。
1学期終了まであと1か月です。梅雨でじめじめしていて、いらいらしてお友達とけんかとかしないで、また、登下校中の熱中症などにも気を付けて落ち着いて、安全に生活をしましょう。以上で校長先生のお話をおわりにします。
令和2年7月7日(火)校内放送による 校長 強瀬 哲朗