令和4年度第3学期始業式 R5.1.10
おはようございます。 2023年、新しい年になりました。明けましておめでとうございます。
長い冬休みも終わり、全員が元気に第3学期を迎えられたことをうれしく思います。寒さはこれからもまだ厳しくなりますので風邪をひかないように、うがいや手洗い、そして、コロナウイルス感染症対策として、場に応じたマスクの着用、手指の消毒、適切な換気等、しっかりと自分の健康管理をしてほしいと思います。
さて、中国伝来の十二支は、もともと植物が循環する様子を表しており、その年の特徴につながるといわれています。今年は兎年。十二支の4番目で、卯年は芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年だと言われています。また、うさぎは跳びはねることから、飛躍するという象徴になります。岡部小学校の児童の皆さんも、飛躍の年になればいいなと願っています。
「七転八起」 何と書いてあるか わかりますか?「ななころびやおき」と読みます。校長室に入ってくると貼ってあるのを見たことのある人もいると思います。昨年の3学期の始業式にみなさんにこの言葉の意味を話ししました。覚えている人もいると思います。「七転び八起き」というのは、転んでも、つまり失敗してもすぐに立ち上がり、やり直せばいい結果がでますよという意味です。何のスポーツでも勉強でもそうですが、一生懸命に頑張っている姿を見るととても清々しく感じます。最後まであきらめずに挑戦しようとしている姿勢はとても美しいし、勇気を与えてくれます。たとえ、転んでも、間違えても、失敗してもあきらめずに立ち上がり挑戦しようとする姿勢は大切だなと思います。
今の私たちはコロナ禍で3年を過ごしました。体験活動や学校の行事も工夫をして、コロナ禍でもどうすれば、できるのか考えてきました。
私たちは、生きていく上で、躓いたり、転んだり、間違ったりすることはたくさんあります。でも、それでくじけてしまったら人生は終わりです。苦しいことがあってもつらいことがあっても、何度でも立ち上がって頑張るから喜びが味わえるのです。「ピンチはチャンス」という人もいます。「大変な今を頑張ったり、我慢したりすれば必ずいいことがある」ということも大事です。そして、実際にそうなるものなのです。
「七転び八起き」の精神を大事にして、岡部小学校の皆さんが、うさぎのように、大きく飛躍してくれることを期待しています。