3月全校朝会
みなさん おはようございます。
今日は、3学期に暗唱をしてもらっている論語について、お話しをしたいと思います。
今から2500年くらい前、中国で活躍された『孔子』という方がいました。その孔子の言われた言葉をまとめた書物が『論語』です。論語は、「友だちとの付き合い方」や「学ぶこと」「思いやり」「心の大きさ」などを弟子たちに説いた,アドバイス集のようなものです。2500年たった現代でも、十分通じる、生きるヒントがたくさんつまっています。
さらに、近代日本経済の父といわれた、深谷市出身の渋沢栄一翁が、子どものころ、先生である尾高惇忠さんのところで学んだことでも知られています。そんなところから、深谷市も渋沢栄一翁の心に学ぶとして、特に力をいれて取り組んでいます。
1月2月3月で、低学年から高学年の皆さんにそれぞれ暗唱してもらいましたが、たくさんある論語の中でも、特に、有名で、みなさんにこれから生きていくときに役に立つものを選んでいます。暗唱できたら、ぜひ、今度は、その意味も考えてもらいえるとよいと思います。中学校や高等学校の勉強でもつながってくるものがあります。
さらに、それぞれの家庭で、家の人にも、暗唱をしてみせてあげるとよいと思います。毎月14日は『意志の日』として、テレビやゲームをする時間を控える取組をしています。こんな時に、ぜひ、覚えた論語を披露してみてください。そして、その意味などについても、家族で話してもらえるとよいと思います。
6年生はあと、12日で卒業です。1年生から5年生のみなさんはあと、15日で修了式です。今年度、最後のまとめをしっかりして次のステップへそれぞれ進んでください。
今日のお話は以上です。
平成31年3月5日(火)